ラジエターサイドタンクから水漏れ

このところ時々クーラントの匂いがします。
激外マスターともなれば、どんなに微量の漏れであっても匂いですぐに察するようになります。
寒くなってからですね。匂い始めたのは。
水漏れは怖いです。ガソリンと同じくらい怖いですね。
水が漏れる=加圧冷却システムの加圧圧力が低下する。
=沸点が下がる=ヘッドブロックで冷却水が沸騰気化
=蒸気では冷却出来ない=突発性オーバーヒート
=ヘッドガスケット死亡 or ヘッド熱変形により死亡
ちなみに燃料漏れは、
炎上or爆発です。
全焼する前に消火器で消しましょう。
オイル漏れは、これといって怖くないですね。
とりあえずバーダル添加剤が入ってれば無くなってから気づいても間に合いますので。
ノーオイルランテストとか本気でやってるくらいですから。

減り具合はこんな塩梅です。
無視して足してても問題無いレベルですか。
いや、匂いが気になってノイローゼになりそうです。
約0.5Lくらいでしょうか。
漏れ止め剤が足せるまで3ヶ月ほど減るのを待っていました。

で、どこから漏れているのかといいますと、
ラジエターのアッパーホースの下です。
アルミのコアと樹脂のサイドタンクの合わせ目からにじみ出ています。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
クリップの段の角あたりまで湿っている形跡があります。
全ホースとウォーターポンプ、タンクは去年交換しているので、残りはラジエター&ヒーターコアです。
ラジエターがお先に逝かれたようです。
この継ぎ目部分の構造は樹脂のサイドタンクとアルミコアの間にゴムパッキンが入っており、そこをアルミコアの爪をカシメて止めているだけです。
ここからまず漏れてくる訳も納得いくものがあります。
アッパーホース取り付け部分の側近であるため、エンジンの振動がホースより伝わり、パッキンが押されて痩せたのでしょう。
ラジエター交換(約4万円)はこの程度では到底容認できないので、またまたバーダルのお世話になります。

バーダルRSLです。
噂では五円玉の真ん中の穴ぐらいまで塞ぐとか。。。
それはさすがに無理だろうと思いますが。
ウオーターポンプの軸シールとか、ヒーターバルブの軸などの稼働部にはあまり効きません。それは詰まらせ系漏れ止め剤の掟です。
約500ccです。
使い方は、ただ入れるだけでもいいんですが、
理想は、温間で圧がかかっていない状態で15分から30分ほど循環させ、一気にケリをつけてしまうのが良いです。
約90℃くらい(サーモスタットがあいている状態)で、
かつキャップが開いている状態でエンジンを少し回しておくということですね。
当然水温があがってからキャップを開けるのは勇気がいりますので、
キャップを開けたまま暖機するということになります。

最低このくらいまで暖機が必要です。
サーモスタットが開くとロアホースが熱くなってくるのでそれを判断基準にするのも良いでしょう。

上がヒーター戻りのホース、下がロアホースです。
ロアホースはポンプの手前で分岐してサブタンクへも行きます。
ロアホースが熱くなったら入れ時です。
ちなみに上のヒーターコア戻りのホースはサーモスタットと無関係に温水が流れています。
欧州車のようなホットタンクの車では、サブタンクの中身はなかなか循環しないため、ロアホースを揉んで水を行き来させます。

良く振って注入。
いい色です。
ロアホースを揉んで、LLCと混ぜます。
エンジンをかけてしばらく揉み、だいぶ混ざったかなと思ったら、
あとは30分ほど置いておきます。
アイドリング中に水温が100℃を超えないように注意します。
今回は面倒なので入れてすぐ出かけました。
でも次の日見たら漏れは治っていました。
めでたしめでたし。

クーラント漏れ止め剤使用後の注意点ですが、
エンジンの整備で、冷却水が外気に触れる時間がしばらくある作業をする場合は、
乾燥による詰まり防止のため、作業前にLLCを水で良く洗い流してください。
特にヒーターコア系統は詰まりやすいです。
冬になったらヒーター効かなかったなんて事のないように。
ラジエターを外してしばらく時間があく場合や、ヘッドを降ろしたときなどは要注意です。
ちなみに普通のLLCでも漏れ止め剤が含まれているので同様の注意は必要です。

水漏れついでに水温スイッチの交換です。
エアコンの制御をする水温センサーです。$14くらいします。
新品なのに中古みたいに酸化変色してます。
110℃以上でOFFし、エアコンコンプレッサーを止めます。
これが時々復帰しなくなり、エアコンが効かないまんまになることがありました。
叩くと復帰します。
エアコンが効かなくなるたびに降りてボンネット開けて叩くのは見れたモノではありません。

ウォーターポンプの横についてます。
作業性はイマイチです。
22mmのメガネをやりくりして緩めます。
古いのを外した瞬間に指で押さえ、
開いた方の手でパッキンを新品に付け替えます。
そして早ワザで新しいセンサーをねじ込みます。
おわり。