廃油を燃やすといふこと。(実用化実験編)

燃焼実験編に続き、今回は無人連続燃焼を達成すべく改良を行いました。
まずは基本設計。
ペール缶の底にバルブをつけて送油管に垂らす感じです。
で、材料をどうするか。
ペール缶。これはOK。
送油管の鉄管。自転車の一台もあれば足りるが、あいにくばらせるモノが無し。
仕方なく450円で2m購入
廃油を漏らすバルブ。どうやら水道の蛇口を使うのがメジャーらしい。
でも水道の蛇口って安いのでも1190円もします。
こんな大金はどこにもありません。どうにかしなくては。

悩むこと約二日(仕事中にひらめく)明案が浮かんだので燃料タンク作成に取りかかる。
バルブの材料はこれ。
M12×30のボルト31円。
M12のナット5個で105円。
M6のボルト、適当なやつ。
Oリング、エアコン用にもってた適当なやつ。
使用するボルトの条件は、とにかく安いやつです。
高級なステンなんて買うと後で苦労します。

で、作成開始。
ついこないだ27歳の誕生日プレゼントにお兄様にいただいたボール盤が大変重宝します。

できた。
激安廃油リークバルブ。
材料原価52円。(Oリング、M6ネジ除く)
今回のひらめきは最高でした。
俺は並のメカ屋じゃないなと思いました。(本当は電気屋)

M12のボルトの真ん中に5mmの穴をあけて、M6タップを立てました。
M6のネジはヤスリでテーパーをつけて緩めるほど油量が増える様にしました。
ペール缶に12mmの穴をあけて固定すれば出来上がりです。
調整ネジのテーパーはこんな感じです。
タップ&ダイスセットはダイシンで1280円だったと思います。
切削油はちゃんと廃油を使います。

自己満足でもうワンショット。
できた!
排出量もちょうどいい!
水道の蛇口だと誤って普通に開いてしまった時にえらいことになってしまうので、このバルブは安全面でも良くできています。
リークテストも合格。
バルブを閉じて下に紙を敷いた状態で二晩放置しましたが漏れはありませんでした。


燃料タンクの設置のためフレーム組みをします。
送油管は釜の横に穴を開けて差し込み溶接しました。
フレームはL鋼、2Mで480円ですが奮発して2本購入。
軽量鉄骨なら5.5Mで1000円くらいですが、持って帰れないので断念。(その場で切れば別ですが。)
送油管の先端は、たぶんこんな感じがいいだろうと想像して突き出させました。

L鋼あたりになると100V溶接機だと少々時間がかかります。
金ノコの刃に、がんばれ!がんばれ!といいながら切りまくります。
送油管用の丸パイプもフレーム転用します。
L鋼が足りなくなりそうです。

完成!
フレームはやっつけで作ったので、途中で送油管の先と燃料タンクの位置関係が不成立になりそうでした。
不成立ギリギリの送油機構です。
送油管側の受けは漏斗をつけなければいけないのですが、
いまはただの穴です。

さあ、夢の連続運転!
イケイケですわ。
限りなくストーブに近づいて参りました。
と、喜ぶのもつかのま。
高火力運転中に異変が!!
送油管の上から激しい白煙が!
しかも臭い!
オイル下がりまくりのアルト(岩出山のババアが運転してる)の後ろを走るくらい臭いです。
どこで車検通してんだよ!
あ。そうか、この辺って町内だけなら軽は車検いらないって言ってたっけ


原因はたぶんこれ。
送油管が熱くなり中の廃油が蒸発して逆流したものと考えられます。
余計なパイプの入り込みが熱をもらう原因になりました。

臭いに耐えられないので要改良。