廃油処理装置
試行錯誤ながら、そこそこの仕上がりと思われた1号機でした。
ある日、エアタンクの残り半分を加工して、煙突をつけて蓋にしてみました。
いつも通りの燃焼状態から蓋をしてみると、大変なことが起きました。
煙突からは気流が加速していくような熱いサウンドを奏でつつ、隙間という隙間から火柱が出てまいりました。
さらには後方吸気により小康状態となっていた給油管からの白煙もガンガン出て参りました。
大変危険な状態です。
1号機の限界を目の当たりにし落胆の日々でした。
廃油は増える一方です。
ということで、2号機着工であります。
まずは設計。
これが一番大事。
一号機の教訓を生かし、
・絶対に逆流しない給油方式
・隙間の少ない燃焼室
・シンプルで堅牢な構造
をテーマに悩むこと数週間。
加工開始からまた数週間。
やっと燃焼実験の日を迎えることができました。
見た目あまり変わらず。
台は1号機完全流用。
燃料タンクも完全流用。
釜新規。
風があって燃料がこぼれるので風よけを置いています。
今回最大の進化はこの送油管。
漏斗から一度下がってから上がり、あとは緩い傾斜で釜に入ります。
下がった所に燃料が溜まることで、蒸発ガスの逆流を防ぎます。
下水管からヒントを得ました。
吸気管に抱かせてあるので冷却もされます。
真鍮管をガスバーナーであぶって曲げました。
吸気管もストレート構造になりました。
釜の中で90℃下向きに曲がります。
先端は丸い蓋(管を土などに打ち込む時に頭につける部品)を隙間をつけて被せてあります。
管の横にも穴が開いており、釜の中に回転方向の気流を作り火が全体に回るよう配慮しています。
点火時や燃焼状態の確認、清掃はこのハッチから行います。
今回土台は適当です。
その辺にあった鉄板の上に載せただけです。
このように塩梅よく燃えてくれます。
釜の中全体に炎が均一に回っています。
あとは細かい改良だけで実用化可能な手応えありです。
初期設計は重要です。