タイミングベルト ウォータポンプ交換
ジェッタからの乗り換えで850にしました。
理由は安いからです。
いざ現車を見ると、パッと見はすごくきれいな極上車です。
中身を見てみると・・・
現在95000km
タイミングベルト交換未です。
指定は75000kmだそうです。
見た目にも背面の無数のクラックが一触即断の予感です。
部品を交換するまで走るのはやめておきましょう。
ついでに補器ベルトもリブがクラックだらけでほとんど繋がっていません。
その他、ドライブシャフトブーツ、ブレーキホースも切れそうです。
LLCタンクの裏側も無数のクラックが。
これも要交換でしょう。
クーラントレベルセンサーは、
マグネットつきのフロートがタンク内にあり、
マグネットスイッチはタンクの外から差し込む構造です。
マグネットスイッチを差し込む穴は直接中とは繋がっていない為、
パッキン等はありません。
パチンとはめるだけです。
よくできています。
部品を注文する時、パッキンがないのが不思議でしたが、現物をみて意味がわかりました。
タンクキャップは03年06月製造の刻印があるので、
交換はそれ以降と予想されます。
サービスパーツ製造→輸出→倉庫保管(在庫)→エンドユーザーに納品
多分最低でも半年くらいかかっているでしょう。
交換は2004年あたりでしょうか?
とりあえずそのまま使います。
今回はウォーターポンプも交換します。
あらかじめラジエターのLLCをドレンから抜き、
シリンダブロック内、ヒーターコアも流水で流しておきます。
ヒーターホースを外して水道ホースを繋ぎ、水道水を流します。
スタート時点で既に平日午後9時過ぎです。
サラリーマンなので仕方ありません。
やる気が失せます。
補器ベルトテンショナを緩めます。
工具が乏しいので、オイルフィルタレンチで頑張ります。
タイミングベルトカバーは、真ん中にボルトが一本だけあり
それを外して上にスライドすると外れます。
表側はそのカバー1枚しかありません。
カムプーリーの上のカバーもプラグホールカバーを外してから
外します。
以降邪魔になるので、補器ベルトテンショナはステーごと取り外しておきます。
大変見づらいですが、
上2個がカムプーリー
下の左がウォーターポンプ
真ん中がテンショナプーリー
右の補器ベルトテンショナに隠れているのがアイドラプーリーです。
クランクプーリー側は
まずアンダーカバーですが、これはカバーに折線(樹脂が薄く成型されているライン)があり
樹脂ナットを一個外して折線にしたがって谷折りするだけで作業ができます。
折線は十年選手でも割れたりクラックが入ったりはしませんでした。
補器ベルトプーリーを留めている4本のボルトを外します。
センターのボルトを外します。30mmです。インパクト使用します。
普通のタイヤ交換用インパクトではずれました。
プーリーの左上に見えているテンショナを外します。
テンショナの中身は、強力スプリングとシリコンオイル等入ったオイルダンパです。
AISINの文字が安心感を与えます。
この部品をベルトと同時に交換するか、大変悩みます。
1個$100くらいします。
整備書を見ると、”オイルの漏れがあったり、バネが効いていなかったら交換せよ”となっていました。
ベルト交換の都度交換必須というわけでは無いようです。
なので今回は交換を見送りました。
古いベルトとプーリーにポスカで合いマークを書きます。
古いベルトから新しいベルトにマーカーを書き写すとコマずれの心配が減ります。
もちろん指定のマーク位置に合わせるのが基本です。
このエンジンの場合、
カムはカムプーリー上部のカバーに上内向き45度方向にマークがあります。
カバーを付けなければ確認できません。
クランクは、タイミングベルトが掛かるコグ部の外側に突起があります。
プーリーの突起とクランクケース側の突起を合わせます。
マークは上から見ると確認できます。
ウォーターポンプには位置決めは無いようです。
(希にウォーターポンプにも指定があるエンジンがあります)
上段が外した部品です。
下段は新品部品です。
ウォーターポンプのガスケットは、シリンダブロック側にも結構張り付いて残っているので
入念に除去します。
新しいポンプとガスケットに液体パッキンを丁寧に塗布し、組み付けます。
テンショナプーリーの支点のボルト(トルクス)の締め付けが固く、取り外しに大変苦労しました。
トルクスですが穴が浅く、今にもナメてしまいそうで危険です。
バールをフレームとの隙間に挟んでコマを押しつけながら、やっとの事で取り外しました。
テンショナを縮める必要があります。
これが超強力スプリングであるため、
大変苦労します。
バイスは開口幅が足りず対応不可。
次に卓上ボール盤で押してみるがびくともしません。
木工用のベンチバイスも全く役に立たず、
さてどうしたものか。
パイプベンダーにLアングルを掛けて間に挟んでみるが
Lアングルがベンドされるだけで成果なし。
現在既に平日の午前1時、今から兄(モーモーさん)宅にプレスを借りに行く元気も無し。
最後に思いついたのがこの作戦。
エイシンで8800円で買った油圧式ストラットスプリングコンプレッサ。
これがすんなりうまくいきました。
前回のタイヤビート落としといい、本来の目的以外で大活躍しています。
縮めたら通し穴に釘を刺します。
もちろん取り付け後に抜くので、抜ける方向から挿します。
ハイエースの5Lで同じような部品がついているのですが、
釘を逆から挿したため、取り付け後にやり直しした思い出があります。
無事新品部品一式(テンショナは再利用)が取り付けできました。
あとは補器ベルト、カバー、LLCを入れて、作業終了です。
慣れればそれほどむずかしい作業ではないのですが、
なんだか疲れました。
今回交換した部品は下記です。
購入はIPSです。
Fedexで、水曜の夜に注文して日曜日に届きました。早いです。
タイベル+ウォーターポンプ交換で$200オーバーはゴルフ等から比べると痛い出費です。
| Part name | Genuine part No. | Qty | Remarks |
| Timing belt | 272327 | 1 | $26.80 Contitech |
| Timing belt idler pulley | 9146376 | 1 | $51.59 INA |
| Timing belt tension pulley | 9135036 | 1 | $55.03 INA |
| Water pump | 272476 | 1 | $51.00 Hepu |
| expansion tank | 9141095 | 1 | $29.71 Mission Trading |
| Auxally belt | 9186352 | 1 | $17.33 Contitech |
見積時に下記の一文を入れました。
”If I can choose OEM parts supplier, I choose cheapest parts.”
(もしOEMパーツの供給元を選択できるのであれば、私は最もチープな部品を選びます。)
重要な依頼事項なので忘れずに記載しましょう。
決して自分がプアマンだと宣言しているのではありません。